Chess Rush って結局何なんだ?
テンセントゲームズから新作アプリ「Chess Rush」がリリースされた。テンセントと言えばPUBGmやFortniteの開発を手掛け、コンピュータゲーム業界では世界最大と呼ばれる企業だ。新作アプリが出ると聞いて動向をチェックしていた方も多いのではないだろうか。
私自身はリリース前日にChess Rushが出る事を知ったので慌てて情報収集に走った。様々なサイトで今年流行の兆しを見せる新作オートバトラーゲームとして、Chess Rushが紹介されている。
なるほど!と私は唸った。そうかそうか。新作は今年流行の兆しを見せているオートバトラーゲームなのか。ふむふむ、オートバトラーゲームねぇ...なるほど...そう来たか!流石テンセントゲームズ!オートバトラーゲームとはしてやられた!と。
ふんふんと頷きながら思う。
所でオートバトラーゲームって何だろう...と。
イマイチぴんと来ていなかった。私の知識不足もあるだろうが、もう少し説明があっても良い様な気がする。
辛うじてオンライン上で8人のプレイヤーがボードキングの座を奪い合うゲームらしい事はわかったが、具体的に何をするのかわからない。バトラーと言うくらいだから、ボードの上で8人で殴り合いでもするのだろうか?それともボード自体でオラオラと殴りあうのだろうか?何だか野蛮だ。
もう少し調べていると親切な方が「オートバトラーは簡単に言うとオートチェスだよ」と教えてくれた。
なるほど!と私は唸った。オートチェスか!なんだそう言う事か。はいはい。それならそうと言ってくれても良いじゃないか。オートバトラーとはオートチェスであると。なんだなんだ。そうかオートチェスかぁー。確かに確かに。
ふんふんふんふんと頷きながら思う。
所でオートチェスって何だろう...と。
イマイチぴんと来ていなかった。しかし、ふんふんふんふんと頷きすぎて今更「で、オートチェスってなんですか?」とか聞き辛い感じになってしまった。
だが、オートチェスと言うくらいだからそのものずばり「チェス」なのだろう。そこにバトラーの要素を足して、オンライン上で8人のプレイヤーがポーンで殴り合ってボードキングを決するのかもしれない。1番強いポーンは俺だぁぁぁ!って。
なんて考えながら今度はオートチェスについて調べてみると「オートチェスは簡単に言うと麻雀バトルロワイヤル」である事が判明した。チェスじゃねぇのかよ!!っておもわず叫んだ。
調べれば調べるほどにわからなくなった。というか、そもそも麻雀バトルロワイヤルって言葉も意味がわからない。そんな生死をかけた麻雀なんてアカギの鷲巣麻雀くらいしか知らない!(アカギと言う漫画でやっていた血液を賭けてやる麻雀)
そんなこんなの紆余曲折が私の中であり、最終的にはアカギの鷲巣麻雀をオンライン上で最大8人で行い、ボードキングを決するゲームがそのものつまり「Chess Rush」なんだと結論付けた辺りで思考が停止した。負けたらきっとポーンで殴られて血液を抜かれるんだ。そんなゲームが流行の兆しを見せてるなんて世も末だ。
実際やってみたら勿論そんなゲームではなかった。じゃあ一体どんなゲームだったのかを簡単に言うとオートチェスから派生したオートバトラーゲームで8人のプレイヤーが麻雀バトルロワイヤルを元としたボードゲームで頭脳戦を繰り広げ、ボードキングを決する。と言う大変奥深くて面白いゲームでした。
1つだけ自信を持って言える事は、この記事を読んでChess Rushがどの様なゲームなのか理解できる人間は多分1人もいないと言う事だ。ただ決してつまらなくはないので気になったぜひダウンロードを。ハマるとめちゃくちゃ時間泥棒されます。今日はそんなお話でした。