ただひたすらにゲームの話をするだけのブログ

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アラサーがポケモン剣盾に手を出した

ついにポケモンの最新作「ソードシールド」が発売されましたね!年甲斐もなくポケモンの最新作がやりたくてやりたくて堪らなかったのでNintendo Switchを買い、ソードバージョンを予約しました。

 

ポケモンを予約して発売日に買うなんていつ振りだろうと思い返すと、ゲームボーイの金銀バージョン以来なので実に20年ぶり。しかも金銀以降は全くポケモンをやっていない。私のポケモン歴は初代グリーン / ピカチュウ / 金で止まってしまっており、エメラルドやパールやホワイトやサンだムーンは全くプレイしていないのだ。

 

ただ、良い年したオッサンになっても発売日にゲームを手に入れるワクワク感と言ったものは健在で、いつもより足早に家に帰ってソワソワしながら電源を入れた。最初に驚かされたのはやはりグラフィックの向上だった。最後にプレイしていたのはゲームボーイの金銀なのだから、当然だろう。

 

ここから

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一気にこれである。

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もう気持ち的には「突然タイムスリップして現代に来てしまった原始人」になった。部屋で1人で「うわぁぁぁぁぁ!奥行きすげえぇぇぇ!なんだこれぇぇぇ」とか素で叫んでた。こういう時、一人暮らしで良かったなって本当に思う。もし未だに親と住んでいたら、良い年した息子(31歳)がポケモン買ってきたと思ったら部屋で咆哮し始めた図になってしまう。親不孝な事この上ない。

 

たかがグラフィック。されどグラフィックである。ライトユーザーな私としてはストーリーとかシステム以前にグラフィックが綺麗であるだけで純粋に嬉しい。なんてったって風景が綺麗だし、キャラクターもヌルヌル動く。ポケモンバトルも派手になったし、ビキニのお姉さんが勝負を仕掛けてきた時の感動や興奮と言ったらゲームボーイの頃の比ではない。部屋で1人で「うぉぉぉ!すげぇぇぇ!ビキニがうごいてるううう!」とか騒いでた。本当に一人暮らしで良かった。

 

ただまあしばらくプレイしているとある事に気がつく。元々、ちょっと懸念はしていたのだ。なんせ20年ぶりのポケモンなのだし、覚悟もしていた。そう。出てくるポケモンの大半が知らないポケモンなのである。

 

こいつも

 

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こいつも

 

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こいつも

 

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全く知らない!!誰だこお前は?ってなるよね。友達に誘われて飲み会に行ったら、全く知らない人だらけだった時みたいな、妙な疎外感。へへ...20年の間に随分ポケモンも変わっちまったもんだぜ。

 

ようやく馴染み深いポケモンに出会えたのは初めて1時間くらいかな?全く知らない人しかいない飲み会に遅れたやって来た友達みたいな、そんな安心感を与えてくれたのはイワークでした。

 

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あとバタフリー

 

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君らは20年経っても変わらないね。見ていて落ち着くフォルムしてるよ。うんうん。懐かしいなぁこの感じなんて...思ってた矢先にね。ニャースが出てきた訳ですよ。

 

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ん?

 

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え?

 

ってなるよね。

 

あれ?

 

ニャースって...あれ?

 

こんな感じだったっけ?って。

 

なんだろうな...ちょっと不衛生な感じになった?記憶の中のニャースって白くて小綺麗で、額の小判とか金色じゃなかったでしたっけ?めっちゃ小判黒ずんでますやん。ってなったよね。

 

小学校の同窓会で20年ぶりに初恋の女の子に会ったら、すっかり酸いも甘いも知り尽くして、言うならちょっと擦れた感じになってて、子供が3人いる上にバツ2で、今はYouTuberやって生計たててます!みたいな。そんなフルコンボを受けた様な衝撃。思わず二度見、三度見したわ。20年と言う歳月を甘く見ていた。俺だってこの20年間色々あったけど、同じくらいニャースにだって色々あったんだなぁ。

 

もうこんなのね。育てるしかない訳ですよ。だって気になるじゃないですか。このニャースは進化したらどんなペルシアンになるのか。何なら今のニャースはちょっとした浮浪者感漂ってるしね。ちゃんとカッコいいペルシアンになるのか。はたまた浮浪者っぽいペルシアンになるのか。めっちゃ気になって育ててたんだけどさ。

 

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ペルシアンにならない!って言うね!

 

なんだろう。同窓会で「あー、この人誰だっけ?全然思い出せないなぁ」なんて思いながら話してたら、実は全く関係ないおじさんで、勝手に飲み会に混じってました!みたいな衝撃。

 

何だかんだで殿堂入りしたけど、結局最後までニャイキングをお供にし続けました。いや、ニャイキング結構強いんだよね。同窓会に知らないおじさんが勝手に混じってたけど、話しがめちゃくちゃ面白くて気がついたら知らないおじさんとしか話してなかった同窓会みたいな。そんな感じ。伝わるかな。

 

一応簡単にレビューしておくとソードシールド めちゃくちゃ面白かったです。ストーリー、バトル、諸々のシステム、どこをとっても申し分ない仕上がりなんじゃないでしょうか。

 

特にグラフィックが向上した事でストーリーは抜群に面白くなってるね。アニメの中のキャラクターを操作している様な感覚になるし、続きが気になって時間を忘れてプレイしてしまいました。

 

あと個人的にはジムリーダーがすごく良かった!全員キャラ立ちしているし、ストーリーにも密接に関係してくるからジム1つ1つが思入れに残る。

 

細かい所だけど、主要キャラのボールを投げる仕草が全員違うんだよね。しっかりした投球フォームで投げてたり、雑に放ってたり、格好つけて投げてたり、誰かの真似をしていたり。ちょっとしたところに人間味が出ていて、それがそのまま魅力になっていく。流石、長く愛されてるポケモンの最新作だなって唸りました。

 

YouTubeにジム戦の演出まとめられてるので、気になった方はぜひ。BGMがとにかく格好良い。ガッツリネタバレだから閲覧ご留意ください。

 

YouTube

 

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購入を検討している方はぜひ。損はしないと思います。ビキニのお姉さんも動くしね。

嫌いな人を思い浮かべながらサバイバーを殴る日々

厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

今年の夏、私は思い切って2週間の夏期休暇を頂きました。どうやって過ごそうかと思案していたら彼女が「海外に行きたい!」と言って来たのでハワイに行ってきました。実は人生で初めてのハワイ。日本に比べると湿度が低く気温が高くなりすぎないとは聞いていましたが、確かに過ごしやすかったです。

 

向こうはやっぱり景色が綺麗ですね。時間はあったのでワイキキビーチ、オアフ島、ダイヤモンドヘッド等々、色々と思いつくままにウロウロしてきました。ここら辺は歩いているだけでも楽しいです。初めて見る景色ってテンション上がりますよね。

 

夜は割とホテルでゆっくりしている事が多かったですね。オーシャンフロントの部屋だったので、バルコニーから夜の海をぼんやり眺めてお酒飲んでました。トロピカルカクテルって美味しいの多いですよね。彼女も海外にハマったらしく、また来年もどこかに行こうねって話しをしてね。そんなね。そんな夏を送りたかったなぁって話ですよ。

 

なんだ。何の話だ?2週間の夏期休暇??ハワイのオーシャンフロントの部屋で晩酌??一体、何の話だ?今年は夏期休暇なんてありませんでした。お盆なんて丸々出張でした。やってたことは主に職場と自宅の往復ですね。職場にいるか、部屋でゲームしてるか、汗ダクダクで電車乗ってるか、私の夏の出来事はこの3つくらいしかないです。はい。

 

なんだよおおおお。しょうがないじゃないかよおおおお。俺だって休みたいよおおおお。ハワイとか行きたいよおおおお。思いっきり夏を満喫したいよおおおお。この猛暑の中、スーツで出勤させるのはもはや拷問か修行の類だと思うんだ。

 

そんなこんなでこの夏、今更ながらアイデンティティ 5 (第五人格)を始めてみました。ハワイもトロピカルカクテルもオーシャンフロントもいらない。私にはロケットチェアさえいればいい。そんな夏でした。

 

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知ってる人からしたら今更?って感じだろうけど、一応知らない人のために補足しておくとアイデンティティは1対4で行う鬼ごっこゲームです。

 

プレイヤーはまず4人で協力して逃げる「サバイバー」と、サバイバーを追い詰めて捕まえる「ハンター」に分かれて試合を行います。鬼ごっことは言え、ハンターは本気です。手に持つ凶器でサバイバーに襲いかかり、昏睡させた後に空の彼方まで飛んでいくロケットチェアに拘束する。そんなゲームです。もうね、控え目に言っても事件ですよ。

 

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見た目からして物騒極まりないハンター。こんなのに追いかけられるとか私なら脱糞です。

 

ちなみにこのゲームは自分がサバイバーとハンターのどちらでプレイするかを選択できます。みんなで協力して逃げたい人はサバイバーを、もう人を殴りたくて拘束したくてたまらない人はハンターを。私は割とバランスよくどちらもやる様にしてはいますが、楽しいのはやはりハンターですね。

 

ハンターをやる時のコツを一つ伝えるとしたら、逃げるサバイバーを嫌いな人に見立てて追いかけるとやる気が上がります。学生の方なら嫌いな先生とか、社会人なら嫌いな上司とか、主婦の方なら嫌いな旦那とかですね。人間生きていれば追いかけ回して殴りたくなるくらい嫌いな奴が1人や2人いるものでしょう。

 

日頃溜まった鬱憤を武器に嫌いな相手(サバイバー)を追いかけまわして殴る。ロケットチェアに拘束して空の彼方まで吹き飛ばす。これほど心晴れやかな出来事があるでしょうか。ハンターをやった後は清々しく、優しい気持ちになれます。

 

マップが沢山あるので空いた時間にハンターで軍需工場、赤の教会、聖心病院等々、色々と思いつくままにウロウロしてきました。ここら辺は歩いているだけでも楽しいです。サバイバーを見つけてはウキウキで駆け寄っていき、和気あいあいと殴りかかります。

 

サバイバーを捕まえた後はゆっくりしている事が多かったですね。ロケットチェアに座らされてもがいているサバイバーをぼんやり眺めながらお酒飲んでました。トロピカルカクテルよりもやっぱり芋焼酎。私の夏に手を繋いで歩いた海岸線の思い出なんていらない。ロケットチェアさえあれば良い。今日はそんなお話でした。

Chess Rush って結局何なんだ?

テンセントゲームズから新作アプリ「Chess  Rush」がリリースされた。テンセントと言えばPUBGmやFortniteの開発を手掛け、コンピュータゲーム業界では世界最大と呼ばれる企業だ。新作アプリが出ると聞いて動向をチェックしていた方も多いのではないだろうか。

 

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私自身はリリース前日にChess Rushが出る事を知ったので慌てて情報収集に走った。様々なサイトで今年流行の兆しを見せる新作オートバトラーゲームとして、Chess Rushが紹介されている。

 

なるほど!と私は唸った。そうかそうか。新作は今年流行の兆しを見せているオートバトラーゲームなのか。ふむふむ、オートバトラーゲームねぇ...なるほど...そう来たか!流石テンセントゲームズ!オートバトラーゲームとはしてやられた!と。

 

ふんふんと頷きながら思う。

 

所でオートバトラーゲームって何だろう...と。

 

イマイチぴんと来ていなかった。私の知識不足もあるだろうが、もう少し説明があっても良い様な気がする。

 

辛うじてオンライン上で8人のプレイヤーがボードキングの座を奪い合うゲームらしい事はわかったが、具体的に何をするのかわからない。バトラーと言うくらいだから、ボードの上で8人で殴り合いでもするのだろうか?それともボード自体でオラオラと殴りあうのだろうか?何だか野蛮だ。

 

もう少し調べていると親切な方が「オートバトラーは簡単に言うとオートチェスだよ」と教えてくれた。

 

なるほど!と私は唸った。オートチェスか!なんだそう言う事か。はいはい。それならそうと言ってくれても良いじゃないか。オートバトラーとはオートチェスであると。なんだなんだ。そうかオートチェスかぁー。確かに確かに。

 

ふんふんふんふんと頷きながら思う。

 

所でオートチェスって何だろう...と。

 

イマイチぴんと来ていなかった。しかし、ふんふんふんふんと頷きすぎて今更「で、オートチェスってなんですか?」とか聞き辛い感じになってしまった。

 

だが、オートチェスと言うくらいだからそのものずばり「チェス」なのだろう。そこにバトラーの要素を足して、オンライン上で8人のプレイヤーがポーンで殴り合ってボードキングを決するのかもしれない。1番強いポーンは俺だぁぁぁ!って。

 

なんて考えながら今度はオートチェスについて調べてみると「オートチェスは簡単に言うと麻雀バトルロワイヤル」である事が判明した。チェスじゃねぇのかよ!!っておもわず叫んだ。

 

調べれば調べるほどにわからなくなった。というか、そもそも麻雀バトルロワイヤルって言葉も意味がわからない。そんな生死をかけた麻雀なんてアカギの鷲巣麻雀くらいしか知らない!(アカギと言う漫画でやっていた血液を賭けてやる麻雀)

 

そんなこんなの紆余曲折が私の中であり、最終的にはアカギの鷲巣麻雀をオンライン上で最大8人で行い、ボードキングを決するゲームがそのものつまり「Chess Rush」なんだと結論付けた辺りで思考が停止した。負けたらきっとポーンで殴られて血液を抜かれるんだ。そんなゲームが流行の兆しを見せてるなんて世も末だ。

 

実際やってみたら勿論そんなゲームではなかった。じゃあ一体どんなゲームだったのかを簡単に言うとオートチェスから派生したオートバトラーゲームで8人のプレイヤーが麻雀バトルロワイヤルを元としたボードゲームで頭脳戦を繰り広げ、ボードキングを決する。と言う大変奥深くて面白いゲームでした。

 

1つだけ自信を持って言える事は、この記事を読んでChess Rushがどの様なゲームなのか理解できる人間は多分1人もいないと言う事だ。ただ決してつまらなくはないので気になったぜひダウンロードを。ハマるとめちゃくちゃ時間泥棒されます。今日はそんなお話でした。

PLEYDEAD'S INSIDEが面白すぎて仕事が手につかない

最近、スマフォのホラーパズルアドベンチャー系ゲームにどハマりしている。リトルナイトメアから始まり、LIMBOに続き、新しくPLEYDEAD'S INSIDEもやり始めた。

 

このINSIDEって言うゲームがもうめっちゃくちゃに面白い。何でこれまでこんな面白いゲームをやり逃してたんだぁぁぁと軽く発狂できる位に面白い。簡単に説明するとINSIDEはある男が謎の施設から逃げ出す、ホラー要素と謎解きを含んだ横スクロールアドベンチャーゲームだ。

 

完全版は有料アプリで800円くらいするが、全然損しない。気になった方は序盤だけ無料でできるので、試しにプレイしてみては如何だろうか。

 

↓↓ゲーム配信は以下でやってます↓↓

ぶんきち - Mirrativ

 

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さて、大絶賛しているゲームではあるが、私はこのINSIDEに1つだけ言いたい事がある。もう正直に思いのたけを出来るだけ簡潔に短く要点だけを伝えると、「面白過ぎて正直仕事が全く手につかない」と言う事だ。

 

これはもはやINSIDE制作側の落ち度であると言わざるを得ないだろう。こんなに面白いゲームをやってしまったら、仕事に手がつかなくなる事なんてもはや火を見るよりも明らかだ。ユーザーに対する配慮の不足であるとも言い切れる。お陰様でここ数日、私は全く仕事に身が入らない。

 

デスクワークが主な私は職場に着くとまず、パソコンを立ち上げてメールをチェックする。ブラックコーヒーを飲みながら、ふむふむと難しい顔をしてメールを眺めるが、内容は全くと言っていいほど頭に入ってこない。そしてやや上空を見上げて思案する。ぶっちゃっけもう、帰ってINSIDEがやりたいなぁ...と。

 

これ以上ない程に見事な上の空である。しかし私はそれを周囲に諭らせてしまう様な未熟な人間ではない。眉間にシワを寄せ、深く考え込んでいる表情を作り込んでからINSIDEに想いを馳せる。時折、キーボードを叩き、マウスを操作してさも仕事している感を演出する事も忘れない。が、実際何にもしていない。難しい顔をしながらINSIDEの事をぼんやりと考えているだけだ。

 

しばらくすると上司が「例の件を打ち合わせしたい」と声をかけてきた。「例の件ですね...承知しました」と、短く返答し、すぐさまミーティングスペースへと移動する。

 

席に着くと早々に上司が例の件について、話をし始めた。私は姿勢をやや前傾に保ち、難しい顔をして「あなたの話を一言一句逃さず聞いている」感を巧みに演出する。

 

そして上司が熱心に話している間、ウンウンと頷きながら私はINSIDEに想いを馳せる。あの犬が追いかけてくる辺りのギミックは難しいかったなぁ...と。

 

そう、INSIDEのギミックは非常に凝っていて謎解きの要素とアクション性のバランスが絶妙にとられている。追いかけてくる人や動物、はたまたそれ以外の不気味な存在から単に逃げるのではなく、随所に散りばめられたギミックをきちんと駆使しなければクリア出来ない様になっている。このギミックがまた良くできていて、人間の発想や想像力、はたまた既成概念にまで問いかけるような大変奥深い仕上がりなっている。その仕上がりはもはやゲームの枠を超え芸術と評しても何ら差し支えない出来栄えで...

 

上司「って状況なんだけど、キミはどう思う?」

 

唐突に上司から問われる。

 

「そうですね...」と呟き、一瞬だけ上を見上げる。一体全体、例の件がどんな状況であるのか、私には皆目検討もつかない。INSIDEの事しか考えていなかったからだ。

 

しかし私はそんな事をおくびにも出さず、真っ直ぐ上司の目を見て「部長はどうお考えですか?」と投げかけた。

 

信頼を得たいのならば、自分で喋り過ぎない事だ。人は基本的に他人の意見を聞くよりも自分が喋りたいと言う欲求を内に秘めている。ビジネスマンの力量を推し量る指標として、三流は喋る、二流は聞く、一流は引き出す。と言う理論がある。私もまた、1人のビジネスマンとして今まさに上司の意見を引き出そうとしているわけだ。

 

すると上司が再び「私としては...」と言葉を紡ぎ始めた。上司が熱心に話している間、ウンウンと頷きながら私はINSIDEに想いを馳せる。今夜もINSIDEのゲーム配信をしちゃおう...と。

 

これはミラティブでの配信に味を占めているとも言い換えられる。INSIDEは素晴らしいゲームだ。一人で黙々とやっても勿論楽しいが、その楽しさを他人と共有する事は非常に意義のある行為であると感じている。INSIDEを通じて広がる人の輪。謎解きや隠し要素を誰かと協力して楽しむ。すると、コメントを介して様々な意見をもらえる。こうした状況がINSIDEと言うゲームをより味わい深い仕上がりへと昇華し...

 

上司「って方針で進めるのはどうだろう?」

 

どうやら上司の話に一区切りついたようだ。「そうですね...」と呟き、一瞬考えをまとめる様に照準する。一体全体、どの様な方針で進めるのか未だに私は皆目見当がつかない。早く帰って配信がしたいなぁとしか考えていなかったからだ。

 

しかし私はそんな事をおくびにも出さず、真っ直ぐ上司の目を見て「問題ないと思います」と答えた。

 

この時になってようやく、私はある重大なミスをおかしていた事に気がつく。場はすでに「ところで例の件って何の件ですかね?」とはとてもじゃないが言い出せない雰囲気になってしまっていると言う事だ。

 

上司「じゃあこの件はキミに任せるね」

 

私は発作的に上を見上げた。

 

「所で、例の件って何の件ですかね?」と言うチャンスは恐らく今を逃せば訪れないであろう事は想像に難くない。私はそっと目を閉じ、何かを決心した様に答える。承知しました...と。

 

こうして私はただただINSIDEに想いを馳せている間にもどうやら新しい仕事を手に入れてしまったらしい。うん。仕事に趣味に精を出すのは良い事だ。うんうん。とりあえず、今日は帰ってINSIDEをする事にした。台風も来てるし。今日はそんなお話でした。

誰も見ていないMirrativ配信でひたすら喋るという修行

最近、Mirrativ (ミラティブ) と言う配信サービスでゲーム実況を始めてみた。「配信者になって人気者になりたい!」とか「あわよくば有名になりたい!」なんて大それた目標がある訳ではなく、「ゲームをやっているところを誰かに見ていてほしい」と言う超ぼんやりした理由で始めてみた。

 

一応、紹介をしておくとMirrativはスマートフォン 1台で手軽にゲーム配信ができる事を売りにしているアプリだ。「PUBGm」「アイデンティティ」「荒野行動」「フォートナイト」等々の人気の高いゲームから割とニッチなゲームまで幅広く、様々な人が配信をしている。

 

私は半年前くらいから登録していて、他の人の配信を見るのに利用してきた。ただ私自身ゲームは見ているよりもやる方が好きな質なので、「自分でも配信してみたいな」と言う思いが日に日に強くなってきた。

 

個人的な考えだけどゲームってやっぱり、誰かと一緒にやるのが楽しいんだと思う。一人で黙々とやるよりも、あーだこーだと意見を出し合ったり、協力したり対戦したりする方がゲームは面白い。

 

Mirrativを始めれば誰か定期的に見に来てくれるかもしれない。コメントくれたり、フォローしたりされたりして友達が増えるかもしれない。オススメのゲームを教えあったりもしたいなぁなんて、そんな淡い期待は配信開始からわずか5分で盛大にぶち破られる。

 

そう。誰も見にこないのだ。

 

いや、始めたばかりでね。何かで宣伝をしている訳じゃないし、そう都合よく誰かが直ぐに見に来てくれるとは私も思っちゃいないさ。思っちゃいないけど、予想以上に誰もこない。

 

体制は万全に整っている。誰かが入室すればポップアップ通知が出るので、その瞬間が来るのを今か今かと待ち続けている。誰かが入室したら「こんにちわー!初めましてー!良かったゆっくり見ていってくださいねー!」と元気に挨拶を繰り出す準備は万端過ぎるほどに出来ている。いる。いるのだが、誰も来ないのだ。

 

配信を開始してわずか10分で私は深く後悔をした。「やってれば誰かくるっしょ!」なんて楽観的に考えていた過去(10分前)の自分を責めた。

 

それでも変にまじめだから配信中はひたすらと明るい声で「いやーここが難しいんですよね!」とか「結構僕も上手くなってきたと思うんですよ!」とか、一人でひたすらに喋り続ける。事前にきちんと調べていた「ゲーム実況での喋り方のコツ」を誰も見ていない画面にむかって惜しみなく実践していく。

 

自然と涙があふれてきたのは15分を過ぎたあたりからだった。そもそも配信するゲームを間違えたかもしれないなんて考えも湧いてくる。無難に人気のあるPUBGmとかやっておけば良かった。奇をてらってGetting Over It (ツボにはまったおじさんがひたすら山を登るゲーム)なんてやったのは失敗だったのかもしれない。

 

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ツボにはまったおじさんの図。

 

冷静に考えればわかっていたはずだ。自分の貴重な時間を割いて配信をみるのだから人気があるゲームで盛り上がっている配信を見たいのが人情だろう。誰が好き好んで、アラサーのおじさんがツボにはまったおじさんを操作するおじさん尽くしのゲーム配信を見るというのか。少なくとも自分だったら見ない。

 

配信開始から20分が過ぎる頃にはすっかり最初の勢いを失い、精神的なダメージと猛烈な喉の渇きから「あー」とか「うー」しか言葉を発せないほどに私は心身ともに激しく衰弱していた。涙もとうに枯れた。それでも変にまじめだから誰もみてない画面に向かって「今日はこの辺りで終わろうと思います。ご視聴ありがとうございました。」と言葉を紡いだ。その時になってようやく、配信開始のボタンがきちんと押せていなかった事に気が付いた。

 

配信できてなかったんかい!!

 

盛大なセルフツッコミが空を切り、私はそのままソファーに突っ伏した。気を取り直して配信を始めてみるとチラホラと見に来てくれる人が現れ、コメントやフォローしてくれる人もできた。些細な事でもコメントを貰えると嬉しい気持ちになった。

 

個人的な考えだけどゲームってやっぱり、誰かと一緒にやるのが楽しい。一人で黙々とやるよりも、あーだこーだと意見を出し合ったり、協力したり対戦したりする方がゲームは面白い。

 

Mirrativを始めると誰か定期的に見に来てくれる。コメントをくれたり、フォローしたりされたりして友達が増える。オススメのゲームを教えあったりもできる。ゲーム好きな方はぜひ、Mirrativを始めてみてはいかがだろう。なんて言ったらなんだかMirrativの回し者みたいになってしまった。今日はそんなお話でした。

PUBGモバイルあるある 30連発

ふと思い出したように時々更新しています。ただひたすらにPUBGmの話をするだけブログ管理人のぶんきちです(/・ω・)/春ですね!

 

いつの間にやらPUBGmも一周年!
毎日ログインするだけでドン勝メダル貰えるキャンペーンは本当に太っ腹だなと思っていたのですが、相変わらずクレートは鬼のように渋いので全く良いスキンが当らず無事爆死しました。PUBGmのクレートは本当に闇が深い。。。沼ですな。

 

さてさて!僕はシーズン2の後期からPUBGmをやり始め、気づけばもう8カ月くらいはほぼほぼ毎日プレイをしております。ランクは全く上がらないけど、フレンドさんと喋りながらやっているだけでも楽しいよね。

 

ブログも定期的に更新したいけど、ブログ書く暇あったらゲームしたいのでなかなか書けない。。。そうこうしていたらいつかブログのネタにしようと思っていた「PUBGmあるある」が溜まってきていたので、折角なのでまとめてみました。「こんなのあるある!」と共感して貰えたらうれしいなぁと思います。

 

1: AWMを拾ったのに1発も撃たずに死ぬ。
滅多に持てない最強のSRなのに撃てずに終わると無念がすごい。

 

2: ギリースーツを手に入れたのに早々に死ぬ。
敵が着ていると全然見つけられないのに自分が来ているとすぐに発見されるのは何故なのか。

 

3: 投げた手榴弾が自分の方に跳ね返ってくる。
慌てれば慌てるほどに手榴弾は壁にぶつかって自分の元に帰ってくる。

 
4:  ぶっちゃけソードオブショットガンって何なのかよくわかっていない。
8カ月やってるけど一回も拾ったことがない。

 

5: フレアガンを撃ったのに補給物資が落ちてこない。
待てど暮らせど落ちてこなくて泣きそうになる。

 

6: フレアガンを撃ったら落ちてきた補給物資が屋根にのっかる。
目の前で煙が上がるのをただ茫然と見つめることしかできない僕らは何と無力なのか。

 

7: 船が上手く切り返せなくて、そのまま陸に乗り上げる。
あの気まずさったらないよね。

 

8: スタングレネードを投げた事がない。
そもそも拾ったこともあまりない。


9: 家のドアを閉めて「誰もいませんよ」アピールをする。
人は私を畏怖と敬意を称してこう呼ぶ...「芋」と。

 

10: れいしーさんに影響されてダブルバレルを持つと死ぬ。
ダブルバレルが強いんじゃなくてれいしーさんが強いんだと学んだ。

 

11: レッドゾーン(空爆)なんて当たらないよと話していると当たる。
誰かが操作しているんじゃないかって位に絶妙なタイミングでレッドゾーンは当たる。

 

12: サノックのスクーターを見た事がない。
本当に実装されているのか疑わしいレベルで見つけられない。

 

13: 日常生活においても人の気配に過敏になる。
向かいの家に住んでいるおじさんが塀の裏側にいるのとか気づくようになる。

 

14: せっかく課金したのにガチャが渋すぎて辛い。
欲しいスキンは大体当たらない。

 

15: SRでヘッドショットが取れると心の中で「よしっ!」と言う。
実際声にだして「よしっ!」って言うこともある。

 

16: 早々に味方が死んだ時にたまに覚醒する。
何故か突然覚醒して1人で無双する事が稀にある。しかし誰もみていない。

 

17: 撃たれた時に「痛い!」と叫ぶ。
今はダメ!と怒るのもよくやる。

 

18: 詰められた時に「来ちゃダメ!」と叫ぶ。
ナウシカ

 

19: 負けた時によく「人だった」と言い訳する。
botだと思ってたのに...。

 

20: 4スコフルオートが全然できない。

むしろ何で出来るのかわからないってくらい難しい。

 

21: サノックのLakawiを「塩」と呼ぶ。

昔は人があまり来ない穴場だったのに、最近人気のエリアになってきたね。

 

22: 「ちょっと向こうの様子を見てくる」という最強の死亡フラグ

それが彼の最後の言葉だった。

 

23: VSSを望遠鏡呼ばわりする。

高倍率スコープが拾えるまでの繋ぎとして重宝する。

 

24: トゥクトゥクを見つけるとテンション上がってつい乗ってしまう。

しかし遅い。純粋に遅い。

 

25: 激戦区に降りたのに武器が拾えない。

走れども走れども武器に巡り会えない。そんな日もある。

 

26: botには強気。

人には弱気。

 

27: 運転席に誰も座りたがらない。

最後に乗り込んだ人が渋々運転する。

 

28: メンバーに一人はやけに車のタイヤをわりたがる。

「タイヤわっといたよ!」といい声で報告してくる。

 

29: AWMを譲り合う。

上手い誰かに使って欲しい。

 

30:  白熱した試合が続くと興奮し過ぎ寝付けなくなる。

 PUBGm始めてから毎日寝不足なんだ。

 

以上\( ˆoˆ )/また思い出したように更新します。

 

 

サブマシンガンってぶっちゃけどうよ?

こんにちわ!ぶんきちです( ͡° ͜ʖ ͡°)3月になっても寒いね

 

お気に入りの武器って皆さんあるかなと思います。 PUBGmだとアサルトライフル(以下、AR)の基本性能が良いので積極的に使う方が多い印象ですが、意外とサブマシンガン(以下、SMG)も馬鹿には出来ないなぁと最近見直しつつあるので、今日はSMGのメリット/デメリットについてお話ししていこうと思います。

 

UMP9 (ウンピー)

オールマイティに使いやすいSMGと言えばUMP9かなと思います。人によってはARより好き!なんて方も結構いらっしゃるようです。

 

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スポーン率が高いのでどのマップでも比較的容易に確保できる武器です。安定性も高いので近距離だけでなく、中距離で使いやすいのも魅力ですね。7mm弾を使うARのAKMやM762よりもリコイル制御は容易で、腰撃ちでも集弾するので初心者でも扱いやすいです。

 

ただ威力は低めなので正面からの撃ち合いには弱いです。個人的には序盤では使いますが、M419が拾えれば切り替えてしまいます。UMP9で使えるグリップはARでも流用出来るもので、ARが拾えるまでの代理に丁度いい立ち位置にある武器でもありますね。

 

ただ結構UMP9人気って根強くて終盤まで使っている方も勿論いらっしゃいます。正確にヘッドショットを狙える人ならむしろARより使いやすいなんて方もいるので、初心者〜上級者まで幅広く対応できる武器ですね。

 

Micro UZI (ウジー)

近距離戦で猛威を振るうSMGと言えばUZIですね。

 

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とにかく射速が速いです。近距離戦でならARよりも優秀なので、正面から撃ち合っても負けないですね。特に近距離で接敵しやすいヴィケンディやエランゲルでの屋内戦、サノックなら屋内外問わず強く、とっさの撃ち合いでも勝ちやすいです。

 

ただし、あまりに射速が速いので慣れないとうっかり弾を撃ちつくしてしまう事があります。ソロなら基本的に一対一の場面が多いので問題ないですが、スクワッドで一対多の戦闘だと他の武器よりリロードのタイミングを気にしつつ立ち回る事になります。

 

また、スコープが付けられないので中〜遠距離での運用は不向きで、組み合わせる武器を気をつけないと対応できない距離が出てしまいます。よく見かけるのは近距離はUZIで中〜遠距離はM416での4〜6スコフルオートの組み合わせですが、中〜上級者向けのスタイルですね。初心者には意外と不向きな武器の気がしています。

 

Vector (ヴェクター)

UZI同様に射速の速さが魅力のSMG。近距離でのとっさの撃ち合いには容赦なく強いです。

 

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UZIと比較してVectorだとスコープが付けられるのが嬉しいですね。近〜中距離に対応しやすいので武器の組み合わせはUZIよりも自由に選べます。またリコイル制御も容易なので実は4スコフルオートにも向いているのも魅力ですね。

 

ただし弾の管理はUZIよりシビアでマガジン無しだと13発、拡張マガジンを付けても25発までしか装弾できません。かつ、弾は45ACPを使うので敵を倒して補充するにも向きません。あんまり持ってる人がいないからですね。

 

なので個人的には物資を揃えやすく、草や木で身を隠しやすいサノックに向いてる武器だと思っています。サノックなら弾不足になりづらく、ヒットアンドアウェイで戦えば25発しか装弾出来ないデメリットも感じづらいです。 

 

Tommy Gun (トミーガン)

2019年度 PUBG mobile 最優秀クソ武器オブザイヤー受賞最有力候補の一角。人呼んで 銃の形をした産業廃棄物。好んで使っている人はほとんどおらず、bot以外が持っているのを見た事がないとすら言われている。

 

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Tommy Gunをクソ武器たらしめる所以は特出して秀でた部分のない、あまりに凡庸なスペックに起因している。威力は高いのにブレが強いせいで得意な近距離でもUZIVectorに負けてしまう。スコープの類が付かないので中〜遠距離ではそもそも使い物にならない。

 

唯一の長所は拡張マガジンを付ければ50発まで弾を装弾できる事くらいだろうか。ただしその恩恵にあやかれるシチュエーションはかなり限られており、そもそも50発撃ち尽くす機会すらほとんどない。強いてメリットを言うならばノンリロードで車を壊せるが、ブレが強くてスコープが付かないので走っている車に当てるのは至難の技だ。

 

詰まる所、別にどうしようもなくダメな訳じゃないんだけど、わざわざ好き好んで使う必要性も見出せないのが現状だ。ただ縛りプレイには割とオススメで、普段使ってる他の銃がどれだけ扱いやすいかを再認識させてくれる。あと超序盤でハンドガン相手になら猛威をふるえる。ハンドガン相手になら。